2021/4/154/18にかけてパシフィコ横浜にてJRC2021が開催されました。本来は現地へ行っての参加報告を行えればよかったのですが、COVID-19の影響もあり今年は現地への参加ができなかったため、奇しくも3度目の緊急事態宣言に合わせるような形で2021/4/28/6/3にかけて開催された Web開催について参加報告をさせていただきます。

 

 JRC2021は「‐先人たちの功績をその先へ‐Milestones and Beyond」というテーマを掲げ合同特別講演では多くの特別講演やシンポジウムが開催されました。Web開催ではこれらの特別講演はオンデマンド配信形式で開催期間中にいつでも閲覧できます。そのため現地参加では日程の関係上参加できなかったであろう講演を自分のタイミングで閲覧することができました。これはWeb参加ならではのメリットではないかなと思います。

 Canon CTに関しては、合同シンポジウム3「日本発の放射線医療技術‐過去と未来‐」にてIVR-ADCTの有用性、日本発の歴史から未来(超解像再構成技術と立位CT)、ランチョンセミナー11Area Detector CTのさらなる技術革新~質的診断・定量評価への挑戦~」にてSpectral CTの臨床からADCTによる心筋虚血評価、DLR再構成とその先について講演がありました。また、講演の中で少しだけ出てきた「超解像」というキーワードは、今後Canon CTを盛り上げるトピックになるのかなと感じました。

研究発表においてはCyPosを用いて多くの研究発表を閲覧できました。CTに関する研究は例年通り多くのセッションが開かれておりましたが、COVID-19の影響もあり全体の演題数としては例年に比べると少し少なめなのかなという印象を感じました。その中でも、Deep Learning系のセッションでは多くの演題が発表されており、各再構成の特性や有用性などが示されており、当院にも新たな装置が導入された際には参考にさせていただきたいなと感じました。

 Web- ITEM2021では、非常に多くのメーカーから情報が提供されており、各社の充実したコンテンツをゆっくりと閲覧することができました。今までの現地参加では、時間の関係上得ることのできなかった各メーカーの詳細な情報も得ることができ、コンテンツの充実度は従来の現地参加以上のものがあるように感じました。また、Canonの特設サイトでは各モダリティのハイエンド装置が紹介されており、CTに関してはAquilion ONE / PRISM EditionAquilion Precision、大開口径CTとしてAquilion Exceed LBが紹介されていました。Technologyとしては「AiCE」や「NEW Dual Energy CT」、「Vitreaを用いたCT 4D-Perfusion」について、それぞれ特設サイトが用意され詳細に紹介されていました。また特設サイトのページ下方にはAdvanced Imaging Seminar 2021 Onlineから各セミナー動画へもアクセスすることができ、講演を視聴することもできるようになっていました。

 

最後に未だ出口の見えない戦いが続きますが、来年のJRCではWeb開催の良かった点も継承しつつ、多くの皆様に会場でお会いできるようなJRCであることを願っております。 

以上、私からの参加報告とさせていただきます。

 

順天堂大学医学部附属順天堂医院 

工藤 晃